流通や大量生産の都合で妥協したくない
どんなに優れた製品でも、間違った使用方法では最終的に消費者の方に不利益となります。
私たちの製品は、非変性であることに拘りがあります。
有効成分を失活させないためにも、防腐効果のある成分や防腐剤を入れたくありませんでした。プラセンタはとてもデリケートです。私たちの生プラセンタは、細胞液をそのまま抽出しています。有効成分を失活させずそのまま製品に詰めています。
その実現には、温度管理や使用期間などの制限がどうしても必要でした。
現在の一般流通での実現は難しいと考え、クリニック・サロンさまのご協力をいただき、多くの方々にご体感いただきたいと願っております。
*一般流通では、製品が出荷されたのち、倉庫に置かれます。 そこから店頭に並べられます。その間、数ヶ月に渡り夏場の倉庫内、運送中の高温状態などコントロールが難しい状況下に置かれてしまいます。
自費診療に関する必要な情報をドクター向けに提供している自費研onlineさまからプラセンタについての取材をいただきました。
薬剤から化粧品までさまざまな分野で応用されるプラセンタ。
健康・美容食品としての市場規模は250億円を超え、そのマルチな機能は「肝機能障害、更年期障害、美容、自律神経調整、 発毛育毛」など多岐に渡って好作用を起こすとされている。しかし一方でプラセンタは作用機序の解明が遅れており、さまざ まな意見が乱立しているのが現状。
また、海外への横流し問題、無認可臍帯血医療の摘発など、直接的な関係は無いものの周辺にはどこか後ろくらい話題もつい てまわっている。本連載では、「奇跡の万能薬」から「エビデンス無き民間療法」まで、プラセンタを巡る百家争鳴な状況を さまざまな角度から検証する。
第一回目は医療・美容の最前線でプラセンタ製品の普及・開発・応用に携わり、学会運営も行ってきた業界の第一人者として、 株式会社ソウルシグナル代表八尋信敏様にお話をうかがった。
編集部:そもそもプラセンタとはいったい「何」なのでしょうか?
プラセンタとは女性の子宮内に存在する臓器、「胎盤」のことです。胎盤は妊娠中、母体と胎児をつないで代謝物質、ホルモン さまざまな伝達物質などの橋渡しをします。ひとつの生命体をいちから作り上げる重要な臓器であるため、活用の仕方によって さまざまな機能があるのではないかと期待されて今日に至っています。注射薬、漢方薬、第二類医薬品、健康食品といった多様 な製品が作られており、医療では内科、婦人科、皮膚科、歯科など様々なシーンで使用されています。
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